「お正月を写そう♪フジカラーで残そう♪」

樹木希林さんが出演されていたお正月の定番CMは、誰もが一度は見たことがあるかと思います。

 

また「FUJIFILMの色は良い」とどこかで聞いたことある方も多いのではないでしょうか。

 

一方でカメラをまだ持っていない人やFUJIFILM以外のカメラを使っている人たちは、

フジの色が良いって聞くけど、実際のところどうなの?

と疑問に思っている方もいるかと思います。

 

また、

色が良いことのメリットって何かあるの?
現像すれば同じじゃないの?

と考えるかもしれません。

 

そこでこの記事では、

  • 週末カメラマンとして、カップルフォトや結婚式の写真を依頼で撮影していて
  • これまでSONYのコンデジ、OLYMPUSのミラーレス、NIKONのフルサイズ一眼レフを使用し
  • FUJIFILMにマウント変えして2年半が経った

僕が、FUJIFILMの色の魅力について思うことをわかりやすく伝えます。

 

Ryo (夫)
これからカメラを初めたいという方にとっても、カメラを選ぶひとつの基準となれば嬉しいです

FUJIFILMの色が良いって聞くけど、実際どうなの?【作例あり】

当たり前のことですが、写真において”色”ってめちゃくちゃ大事です。同じ風景でも、色が綺麗でハッとするような写真になったり、淡い優しい色合いでフィルムカメラで撮ったようなエモい写真なったりします。

 

その色に圧倒的なこだわりを持っているのがFUJIFILMというカメラメーカー。

 

創業以来ずっと写真フィルム・画像の研究・製品開発を行ってきた富士フイルムは、写真に本来求められる“見たまま、感じたまま”の色「記憶色」を追求してきました。そのDNAはXシリーズに継承されています。記憶色を忠実に再現する色作り、フィルムを交換する感覚で色調・階調を選べる「フィルムシミュレーション」など、色にこだわる富士フイルムならではの色再現を誰もが手軽に享受できます。

 

そのこだわりっぷりは公式サイトのXStoriesインタビュー記事からもヒシヒシ伝わってくるのでお時間がある方はご覧ください。

 

技術的なことは上記ページに譲り、ここでは早速FUJIFILMのカメラで撮影した写真を見ていただきたいと思います。


 

(FUJIFILM X-H1 + XF16-55mmF2.8R LM WR ,  大分県由布市 )

 

FUJIFILMのフィルムシミュレーションのなかで、スタンダードな色である「PROVIA」。肌色の綺麗さや風景の階調の自然さは、まさにこの写真のシャッターを切る瞬間の記憶通り。

 

他のメーカーのカメラから乗り換えたときに、何もいじっていないスタンダードでここまで色が綺麗なのかと驚いた記憶があります。

 

 

(FUJIFILM X-H1 + XF16-55mmF2.8R LM WR ,  山口県 別府弁天池 )

 

つぎに紹介するのは「PRO Neg.Hi」という人物撮影=ポートレートに適した設定のフィルムシミュレーション。

 

”PRO Neg. Hi”は、ポートレート向けに肌色の柔らかな階調は残しつつも、若干固い階調にしてある。それは、凝ったライティングが出来ないシチュエーションでのポートレート撮影に対応するためだ。

 

とあるように、綺麗で柔らかい肌色の階調と引き締まった暗部のバランスは好みど真ん中で、どんなシチュエーションでも使いたくなる一番信頼を置いているフィルムシミュレーションです。

 

 

(FUJIFILM X100V ,  屋久島 JRホテル )

 

最後に紹介するのが、2019年以降に発売されたFUJIFILMのカメラにしか搭載されていないCLASSIC Neg.。このクラシックネガというフィルムシミュレーションで撮った写真は、まさにネガフィルムで撮影したかのようなエモいフィルム調。

 

この深くてどこか懐かしい色合いは、お手軽にエモい写真を撮れるだけでなく、RAWデータを自分の好みの色に現像する際の先生としてめちゃめちゃ勉強になります。

 


 

一方で、SONYやNIKONで撮影した撮って出しの写真も例としてあげておきます。

(SONY RX100M3 ,  由布岳 )

(NIKON D850 + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G ,  由布岳 )

 


 

 

もちろん好みは人それぞれですが、僕はFUJIFILMの色に最も心を動かされ、それまで持っていたすべてのカメラを売却し、フジユーザーになることを決心しました。

 

結論、FUJIFILMの色は最高です!

 

色が良いことのメリットは「撮った写真がすぐに作品になること」

 

Mai (妻)
アプリで簡単に色味を編集できるのに、撮って出しの色が良いことってどんなメリットがあるの?

 

そう思った方もいるかもしれません。

 

また中級者以上になれば、現像するから撮って出しの色は関係ないんじゃない?と考えている方もいるでしょう。

 

僕自身もInstagramに共有している写真はすべてLightroomという現像ソフトを使って、自分の好きな色で現像しています。

 

一方で、撮影したすべての写真を現像している人ってほぼいません。いっぱい撮って、そのなかで”これは!”という写真だけ、しっかり現像してInstagramに投稿したりアルバムにするのが一般的です。

 

そうしたときに、撮って出しの色が良いこと。
これは、撮った写真がすぐに他人に共有したくなる「作品」になることです。

 

家族との旅行では、記念撮影だけでなく道中の何気ない写真もいっぱい撮ると思います。友人の結婚式では500枚を超える写真を撮ることもあるでしょう。

 

(FUJIFILM X100V ,  旅行中のフライト )

(FUJIFILM X-H1 + XF16-55mmF2.8R LM WR ,  友人の結婚式 )

 

その写真をすべて、自信を持って共有できる。

これが撮って出しの色が綺麗なFUJIFILMのカメラを2年半使って感じた最大のメリットです。

 

Ryo (夫)
FUJIFILMの色は現像のお手本としても、めちゃ参考になります!

これからカメラを初めたい人こそ、色を重要視すべき理由

 

  • これから趣味としてカメラを初めたい
  • 旅行に行くから・家族が増えるから良い写真が撮れるカメラが欲しい

という方は、どのようにカメラを選ぶでしょうか。

 

中級者以上の方や知識がある人が身近にいる方は、カメラに使える予算を決めて、使いたいシーンやカメラの使い方を考えて、各メーカーの得手不得手やレンズラインナップ・カメラ本体の評判を吟味し、自分に最適なカメラを選ぶかと思います。

 

でもこれからカメラを初めて買うって人は、

  • 使いたいシーンとか言われても、そんなのわからないし‥
  • 友達がCANON使ってるから私も同じのが良い!
  • CMで宮崎あおいが持ってるカメラ超可愛い!絶対OLYMPUS!!

こんな感じの方、多いんじゃないでしょうか。

 

そんな初心者の方にこそ、カメラを買うときに写真の”色”をちゃんと見て選んでほしい。

 

趣味として写真にがっつりハマったら、この記事でも何度か出てくる「現像」に手を出すでしょう。でも現像って、しっかりやろうと思ったらPCや有料ソフトが必要で、なかなかハードルが高いんです。

 

そこで撮った写真が現像をしなくても、あなたが素敵だと思える”色”かどうか。これが写真をもっと好きになれるかどうかの重要なポイントだと思っています。

 

少しむずかしい話をすると、撮って出しというのは各メーカーの技術力を借りて現像された写真です。その撮って出しの色に、並々ならぬこだわりをもっているFUJIFILMのカメラは初心者の方にこそ、本当におすすめです!

まとめ:みんな、フジカラーで残そう

この記事ではFUJIFILMの色の魅力について、フジユーザー歴2年半の僕が思うことを書きました。

 

  • FUJIFILMにマウント変えを考えている人
  • これからカメラを初めたいという人

にFUJIFILMの色の魅力が、少しでも伝わっていれば嬉しいです。

 

結論、FUJIFILMの色は最高!みんな、フジカラーで残そう!

 


 

これからもエフログでは、
・初心者におすすめのカメラの選び方や
・初心者がステップアップしていく方法など
僕が友達に向けて共有したいことを記事にしていきたいと思いますので、ぜひブックマークやInstagram/Twitterのフォローをお願いします!

 

それでは、また。

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